〇呼吸にのせてトリコンアサナで横倒し、捩じり。

 安定よく足を開いて、息を吸いながら両腕を左右に開き、吐く息に乗って片側に体を倒し、吸う息に乗って戻ってきます。反対側にも同じように。

 吸う息で腕を開いたら、片手を反対側の足に引っ掛けてもう一方の腕を大きく上に伸ばして、顔も上に向け、息を吐ききったら、足に引っ掛けた腕をはずして、吸う息に乗って戻ります。反対側も。

 同じ要領でもう一度捩じったら、顔は下に向けながら上の肩を引いて首筋に張りを持たせながら息を吐きます。

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〇肩甲骨はがし 

  脇の下に親指をあて、肩甲骨を挟むようにして後ろ側に押す。その時、肘を軽く曲げて内側に入れるようにすると押しやすい。何か所かやってみて、ズンと手ごたえのある部分は丁寧に繰り返す。後ろ側の指で肩甲骨の縁に触れられたら、指を中に押し込むようにするとしっかり肩甲骨が浮くが、

何となく軽くなれば充分。

 

〇肘を手のひらで包んで、冷えていたり尖っているがわに愉気。

 

〇化膿活点に気を通す。

 

 (いずれも原則に左側に働き掛けますが、気になる側をやっておけばいいです)

 

〇なみだ目  <目の緊張や乾きが前提にあるので、休める、潤す>

 眼球の周辺の筋肉を動かす。目は閉じたままで、上下、左右、斜め上下、遠近、回す。 

 目の裏側に緊張を集めて、弛める。(後頭部の目の後ろに親指をあて、眼球の後ろ側に力を集めたり弛めたりすると動きが感じられます)

 眼球の奥にギューッと緊張を集めて、弛める。

 手のひらで覆って愉気。

 

 手の親指の爪の両側を挟んで硬かったり弾力がなければ、その下の第一関節からしっかり弛める。第一関節と爪の生え際までの距離が拡がり爪の両側に弾力が戻るとドライアイの解消。爪の生え際の両端にこつんとした塊が残った場合はその硬結に気を通す。(目にごみが入った時の急所)

 

 頭部第二(鬼の角)に気を通す。

 

〇鼻づまり  <息が詰まっている 潜在意識からのサイン>

 鼻の付け根に親指と人差し指を当て、下にすべらせて指が止まった処を軽く押し上げるようにすると息が吸いやすくなる。

 中頸(首の真ん中辺の下を向いた時に張る筋の横)に親指をあて、顔や体の向きを変えて、鼻の通りの良いところを探す。

 

 頭頂部に親指を重ねて当て、ゆっくり下に滑らせて行き、2番目に指が止まった処から鼻の奥の方に向かって気を通す。

 

 お腹をへこませたり広げたり動かして腹式呼吸。

 

〇鼻水  〈乾燥し過ぎて水分の吸収が悪い>

 水分の排泄が滞り尿の出が悪いことが多いので、体を左右にねじって、捩じりやすい方へしっかりねじる。脇腹の分厚い側をつかんで引っ張る。右内股を弾いて弛める。

 腰椎4番二側の弾力を取り戻す。

  両足を開いてしっかり立ち、骨盤の上端の背筋に親指をあてて、上体を左右に倒す。

  足先を開いてゆっくり腰を落とす四股立ちになって上体を反らせる。足先を内側に向けてゆっくり腰を落とし、上体を前に傾ける。気持ちの良い方をもう一度。

 

  頭部第四(頭頂部に親指を重ねて置き、両耳の上端に向けてすべらせる途中で指がおさまる処、後頭部の膨らみの中央)に気を通す。

 

〇しゃっくりは体の鈍り調整。 <緊張状態が続いて身心が鈍り、体の機能が働きにくくなるとショックを与えようとする>

 水落を弛める邪気の吐出法。水落に指をあて、口からハァーっと息を吐きながら指を押し込んでいって、吐き終わったところでふっと弛めて、欠伸が出てくるまで繰り返す。

 欠伸の効用。涙が出れば目が潤い、大きく口が開いて息が抜け、頭が弛んでぼぉーっとできます。

 活元運動が出てくれば身体の自働調整が始まります。

 

 コップの水を反対側の縁から飲もうとするように、首を前に伸ばして、引き下あごを引きながら息を吸い込み、嚥下する方法も。

 

 

◎<症状が激しい時>  頭部第一(額の生え際の真ん中)を指で叩打してから、手の親指と小指を合わせるように手首をすぼめて、眉間、額の中央、頭部第一と、手首を押し付けて開き、気持ちの良い処を後頭部を合わせて気を通す。

 

 気が上がっていることが多いので、足湯に目の温湿布やゆっくりお風呂につかったり、ぼーっと出来ない状況でも時間を決めて休めるといいですね。

 活元運動を止める時の漏息法や深息法で気を充実させるとゆとりが出てきます。

 

 

 

 

冬の体には、肩の脱力体操。鎖骨窩を弛める。目を休める。頭部第2(鬼の角)に愉気。水を飲む。

 

変動が出てきたら、頭に手をあてる。お腹を撫でて愉気。足首を引き締める。腹式呼吸。

 

無意識の動作は体に必要な動き。気持ちがいいと感じる動きは今の身体の要求に合っています。丁寧にやらせてあげましょう。

コロナウィルスで大変ですね。外因と内因。
世界中気候変動や格差社会で身心共に不安定になっているのも影響しているのでしょう。

手洗い、うがい、マスク等用心できることはやって、平常心。

むやみに不安になると免疫力が働きにくくなりますから。

肩の力を抜いて、目を休めると神経が緩んで息が楽になります。
肩の脱力体操や目の体操、立ってやる前屈とか…

4日間寝ていれば風邪は治るとお墨付きが出ましたから、ゆっくり寝てリフレッシュしましょう!

ちなみに風邪気味だなと思ったら暖かくして寝る。寝るのが一番。温かい汁物、湯たんぽ。

熱は左右を計って、体温の低い側の体を伸ばしたり温めたり。

汗ばんできたら水分補給と出た汗で冷えないように拭ったり着替えたりしながら、
必要な熱が出ると左右の体温が揃ってから下がります。
下がってからが大切。平温以下の時期は休養期。平温に戻るまでは休みましょう。

喉が痛い時は捻れ調整。捻りやすい方向にしっかり捻る。

足裏内縁の硬い側を踏んで足湯。うがいする時に腰まで伸ばすと喉が拡がります。

咳は胸を開きたい要求。

無理に胸を拡げようとする前に、目を閉じて背中を丸めて肩や首の力を抜いてみます。
一息つけると息が入ってきます。
それから肩、肘、肩甲骨、鎖骨、肋骨を動かしてみましょう。
言いたいことが言葉にできないと咳になるとか。気持ちを楽に持てるといいですね。

*熱を測る時   左右片側ずつ計る。体温の低い側(熱が出たりない側)の足首を軽く引くような感じで愉気し何となく伸びる感じがおさまると熱が上がる。足湯をして温まりにくい側の足をもう一度熱めの湯で温めてもいい。体に冷たいところがあったらそこを温めるのも。左右同じになったら後頭部に愉気するとしっかり熱が上がります。汗や尿の排泄が始まると熱が下がってきて平温以下まで下がります。平温に戻るまでの時間が大事な休養期。この休養期は休む。熱は必要があって出るのでしっかり出ることが大事。無理に下げようとすると経過がすっきりしない。左右の温度が揃うとしっかり上がってきちんと下がります。

*脇腹をつまむ

*足湯

*目の温湿布

*肩の脱力体操

*上体の脱力体操

*体をねじる

*足を大きく回す股関節体操

*両膝を左右に倒す股関節体操

*片膝を抱える調整法

*片側ずつ腰をそらせる

*片足を後ろに伸ばす

*腕を伸ばす

*お尻歩き