<< 2024.2.29 >>
寒暖の差の激しい日々が続いています。インフルエンザ、花粉症となかなか大変ですが、どちらも神経が緩みにくく息が詰まった状態があるのを何とか弛めようとする自律的な働きが元にあるので、いろいろな対策も有用ですが身心をリラックスさせてあげることが大切です。気分転換。
肩や首の緊張を弛め、目や耳を休めて、頭を空っぽにする。欠伸の効用。陽だまりでうつらうつらぼ~っとできれば体は春に適応しやすくなれるのですが、現代生活ではなかなか許してもらえません。体の自律的な働きがスムーズなら激しい寒暖の差も身体の働きを高める作用になります。活元運動。
〇肩首の脱力体操。
肩を上げ首をすくめて、左右からギューッと寄せて、一気にストン↓
首をすくめて肩を上げ、さっきと違う処に力を集めて、一気にストン↓
肩と首の付け根に力が集まるように、体の向きを変えながら左右から力を集めたら、体全体が一まとまりになるようにギュっと集めて、2段階で抜きます。フッと弛めて、ゆっくり下ろす。
〇腰と足が一まとまりのように、胸から肩腕は一まとまり。呼吸にのせてトリコンアサナで左右に倒す、捩じる。
両足を開いてしっかり立ちます。息を吸いながら両腕を開いて、吐きながら片側に倒し、下に下がった肩の力を抜いて、抜けた指先から吸う息に乗って戻る。反対側も同じように。
もう一度倒したら、今度は上の肩の力を抜いてフワッと浮かせ、浮いた手の指先から反対側の手の先までつなげるように吸う息に乗って戻る。反対側も同じように。
吸う息で腕を開き、反対側の足に腕を引っ掛けて、息を吐きながら上の手を見上げるようにしっかり捩じる。吐き終わったところで引っ掛けた腕を外すと息が入って体が戻ります。吐く息に乗って腕を下ろしたら、反対側へも同じように。
もう一度、捩じったら今度は顔を下に向けて上の肩を引き、肩首に緊張を集めて、吐き終わったタイミングで引っ掛けた腕を外して戻ります。反対側も同じように。
〇伸び上がる動き、胸を開く動き。
足先、踵と閉じながら腰幅になったら、手を組んで手のひらを上に返し腕をいっぱいに伸ばして、フッと弛める。手のひらを下に向け、左右の手首を引き上げるように伸ばして、フッと弛める。手のひらを合わせて伸び上がったら、手のひらを外側に向けて指を大きく開きながら、出来るだけ遠くを通してゆっくり下ろしてくる。息を吸いながら胸を開いて吐きながら閉じる深呼吸。
<<マイムマイム>> 隔月 第3土曜日 13:30~ /
14:00~ 個別アドバイス(要予約 マイムマイムへ)
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ストレッチ講座は今年度お休みします。
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chaytime@ezweb.ne.jp たんぽぽヨーガ 鈴木
<< 2024.1.31 >>
暖冬で桜の開花予報もかなり早まっているようです。人の身体も次の季節に向けて準備を始めている方が多いようです。何となくぼーっとして頭がまわらない。気が付くと時間がたっている。体がぎぐしゃぐして足が絡みやすい。急いで動きたくない。e t c
冬の寒さで引き締まった身体が春に向けてふわっと弛もうとしている自然な状態です。頭の緊張を緩めて体を春の体勢に替えようとしているので、そういう要求に合わせていられれば季節の変わり目をスムーズに過ごせるのですが、現代生活はなかなかぼーっとしていられないので花粉症のような状態が多くなるといわれます。
またこの冬は急激な寒暖の差や社会状況など緊張を強いられることが多いせいか身体の大きな変わり目を向かえる方も多いようで、何か節目の時期になっているような気がします。あちこち痛みや違和感が出てきたら一連の調整だと思って下さい。長年抱えてきた歪みは少しずつ手放されて行きます。
例年通りとはいかないかもしれませんが、季節に従えば、閉じていた体が片側ずつ、胸、頭、腰とふくらんで、ある日ふっと開いて春の体勢になる。三寒四温も体の動きがスムーズの行くようにサポートしているので、今冬の急激な寒暖の差も良い方に働いてくれるかもしれません。
季節の変わり目の時期は個人差が大きいので身体に相談しながら。気持ちがいい、痛気持ちいい、やりずらいけれどもっとやりたい、は好きなだけやりましょう。鋭い痛み、無理な態勢、つらい、やりたくない、はやらなくていいです。
〇肩と首を動かす。
片方の肩を上げて、前にギュッと寄せて、ストン ↓ 反対側の肩を上げて、後ろに引いてストン ↓ もう一度上げて、前に寄せて、ストン ↓ 反対側の肩を上げて、後ろに引いてストン ↓
肩と首をすくめて、両側から力を集めて、一気にストン ↓ 同じ要領で左右からさっきと違う処に力を集めて、ストン ↓ 最後は、もう少し緊張を集めたい処に集めて、体全部が一まとまりになるようにもうひとつ力を集めたら、フッと弛めて、ゆっくり下ろします。
〇肩甲骨を動かす。
片側の肘を張って前回し、後ろ回し、そのまま腕を伸ばして腰から大きく回します。反対回しも。
〇片足ずつ足首をいろいろな角度でしっかり振って、軽く蹴りだす。
息を吸いながら両手で膝を抱えて、吐きながら引き上げる。
〇安定よく足を開いたら、手を組んで頭に当て、息を吸って、吐きながら片側に体を倒し、吸う息に乗って戻ります。左右に動きを繰り返しながら呼吸に動きを乗せて行きます。
タイミングが合ってきたら、横倒しから捩じる動きを加えて、息を押し出すように圧力を加えて、フッと弛めた時に息が入って体が戻ってくるように、動きで呼吸を刺激します。
戻りやすくなってきたら、吸う息で腰から頭まで伸ばし、そのまま吐く息に乗って後ろを向くように捩じって、弛めると息が入りながら戻ります。息が入りやすくなってきたら体を開くように反らせて、吐く息に乗って頭を包み込むように押し下げます。押し下げる角度によって、首、背中、腰と力の集まる処が変わるので調整しながら、最後は気持ちが良い態勢を保ってゆっくり呼吸をします。
態勢を戻しながら両手を上に伸ばし、大きく開きながら下ろしてきます。
☆足湯や目の温湿布。乾燥が続いている間は水分の補給を。
片足ずつ重心を移動しながら膝裏をのばしてゆっくり歩くのも春の体の調整法です。
~あくびの効用~ 頭の緊張が緩む。涙で目が潤う。喉の奥から口が開いて顎関節が整います。
<< 2024.1.1 >>
新年明けましておめでとうございます。平和で心豊かに過ごせる日々でありますように!
<< 2024.1.2 >>
新年早々の能登半島の大地震、被災された方々、影響を受けられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
突然の出来事に対処する心構えはなかなか出来るものではありません。ただ心がけようとする気持ちを持っていると少しずつでも備わって行けると思います。
気が上がるので、肩の脱力体操。下腹に手をあてて漏気法(うーむ 大丈夫)。丹田呼吸。
災害なら、三脈(手首、頸動脈の左右)を取って移動した方がいいか、留まった方がいいか調べる。移動なら速やかに。とどまって大丈夫なら安全確保と防災対応。
いつ起こるかわからないことに心配し過ぎる必要はありませんが、心構えはしておきたいと思います。
気候変動で例年通りとはいかないかもしれませんが、一年通せば冬は身体が閉まり頭に緊張が集まりやすい時期です。乾燥が強くなるのでちびちび水を飲む。特に「寒の水」。今年は1月6日が寒の入り、20日から2月3日が大寒。寒の水は甘露、美味しいと感じれば吸収されます。
目も乾くので涙が特効薬。大あくびをして頭も目も休めましょう。頭部第2(鬼の角)への愉気は神経系統(目、耳、歯、イライラ…)への緊張を緩めてくれます。
<< 2023.12.1 >> 2023年12月スケジュール 更新しました。
今年もあと1か月になってしまいました。気温も上がったり下がったり高低の差が激しく、あたふたと追い立てられるうちに日が過ぎてしまったような気がします。
この気温の変化に対応して行くのはなかなか大変で消耗しますが、外界から揺さぶられて内側にこもっていたものが表面に現れやすくなるので脱皮のチャンスでもあります。
古傷がうずいてきたら、ぶり返したというよりは大掃除のチャンス。愉気したり、動かせる処は動かして、固まって冷えている処は温めて、焦点がはっきりしてきたらそこに集中してみましょう。活元運動が一番の調整法です。
年末は気ぜわしくなりがち。肩の脱力体操や邪気の吐出法、腰の捩じりだけでも息が入ります。
呼吸器系ウイルスもまだまだのようですから、鎖骨窩を弛めたり、胸骨の両側の肋間を開く運動、うがいも運動になります。腰から伸ばして喉の奥を広げるように工夫すると首の調整にも。
目が疲れたら濡れタオルで温湿布が気持ち良いですが、目の裏側(後頭部)に親指がピタッと納まる窪みがあったら、そのまま目の裏側に向かって気を通しておきます。
涙が最高の目薬。涙を絞り出すようにギュウっと力を集めて弛めたら、目の裏側に力を集めて弛めます。目の奥にもギュウっと力を集めて、弛めたら、最後にやり足りなかった処にもう一度。
新鮮な気持ちで新たな年を迎えられるように、できるところから少しずつ。ゆとりをもって行きたいですね。
<< 2023.10.31 >> 2023年11月スケジュール 更新しました。
爽やかな風と秋空が戻ってきました。高温が続いた後なのでなおさらほっとできましたが、例年よりも気温は高めで急激な温度変化、突発的に雷や雹、竜巻など気候変動は地球規模のようです。
秋は身体の偏りが強くなりやすい時期なので、身体の変動も大きく出やすいです。
足がからまって歩きづらかったり、バランスがわるいと感じた時は、立ち止まって両足が安定しているか確かめましょう。足首を振ったり軽く蹴りだしたりしてから体を捩じります。捩じりやすい方へしっかり捩じったら、両足が安定して立っている感じを確かめます。
息切れや立ち眩み、何かやりたくない感じの時は、一息ついて目を閉じて肩の力を抜きましょう。温かい飲み物等で少しほっとできたら、肩の力を抜いて、胸を広げる運動。まだインフルエンザやコロナウィルスなど呼吸器系統のものが流行っているようですから。
〇肩の脱力体操。肩を上げて、首をすくめて、両側からしっかり寄せて、一気にストン↓
もう一度、肩と首をすくめて、さっきと違う処に力を集めて、一気にストン↓
最後は、全身が一まとまりになるようにギューッと力を集めて、フッと弛めたら、ゆっくり肩を下ろします。
〇鎖骨を撫でてから、鎖骨の縁に指を引っ掛けて肩を上げ、鎖骨の裏側に隙間を作ります。
肩を下ろしたら、引っ掛けた指先を後ろに弾いて爪で鎖骨窩を弛め、指先も刺激します。
肩の丸みの内側の胸筋も同じように爪で弾いておきます。
〇軽くこぶしを握って肘を曲げ、肘を寄せるようにしながら、胸骨で背中を押し出すように背中をまるめ、ギュッと力を集めて、フッと抜く。
胸が開きやすくなるように、背中から胸を押し出すように反らせながら両肘に力を集めて、フッと抜く。
何回か繰り返したら、気持ちの良い方を最後に強調して、ゆっくり戻します。
足がツリ安い時は股関節体操。
〇片足ずつ大きく回してみて、動きの悪い側をゆっくりと丁寧に回します。引っ掛かる処で歪みを強調して、弛めます。
〇股関節の納まりの悪い側の大転子部を、丸みに沿って指で押してみて、ズンとするか指が引っ掛かる部分を押圧して、弾力が出てきたら、その延長上の太腿の外側を押圧したり弛めたりしながら膝まで辿っておきます。
横向きに寝て、上の足を前にずらして置いて、同じようにやるとやりやすいです。
〇最後に、左右の股関節のくぼみに指をあて、指先から息を吐くつもりで、左右をつなぐ軸を通しておきます。
<< 2023.9.30 >> 2023年10月スケジュール 更新しました。
秋分の日にストンと秋の気候になってホッとしたのもつかの間でしたが、朝夕は涼しく日暮れも早くなりました。太陽の運行は季節を運んでくれます。仲秋の名月に虫の声。日本の秋は心にしみます。
夏に蓄えたエネルギーで活動的になるのが秋の体。頑張りたくなるので捻じれます。頑張り過ぎて戻れなくなるといろいろ故障が出てきやすい時期。強張ったままの処は冷えを引き込むので、ぎっくり腰、寝違え、手足がツル、歯痛… とにぎやかなのが例年ですが猛暑の後の今年はどうでしょうか。
ただ派手に出る方は体力はあります。元々内在していた強張りが強調されていることが多いので、出てきた時が手放し時。頑張って調整しましょう。
季節の変わり目に風を引くのは体の自動調整なのでかえってスッキリしますが、ウイルス性のものはしつこくて抜けるのに時間がかかります。長引くようなら胸郭が開くように、鎖骨や胸骨の横の肋間を広げる体操や基本的な呼吸法を。(8月、9月のお知らせ参照)
体をしっかり捩じりましょう。捩じりやすい方へ、首までしっかり捩じったら、動きをもう一つ強調して、ちょっと止まって、フッと弛めてから、ゆっくり戻します。首筋や肩、背中等引っ掛かる処が有ったら、そこに焦点が集まるように強調して弛めると調整になります。
腰が突っ張ってきたら、脇腹の左右の厚みを較べてつかみにくい側を掴みます。そのまま体の向きを変えてみて、しっかり掴めるところでじっくり伸ばして行って、最後はバチンと引っ張ります。左右の脇腹を挟んで、ゆっくり深呼吸。
足がつる場合は股関節の納まりが悪いので、片足ずつ大きく回す股関節回しや、股関節の納まりのいい角度で膝を抱えるガス抜きのポーズ。肩や首も弛みます。
つる筋は強張っているので、そこをしっかり押圧したり弛めたりしながら辿ります。何回か繰り返して、弛んできたら押圧しながら弾いて行きます。
歯痛の時は、痛む歯に舌先を当てて顎関節の下の下顎骨の裏の圧痛点を押して気を通します。化膿活点にも愉気。
合谷(手の親指と人差し指の間)の分厚い側の人差し指側の圧痛点を押圧して弛める。食べ過ぎで消化器系統がくたびれているので食べられないようにしているとか。
体力がない方は「朝」の足湯がおすすめです。寝る前だと夜中に冷えて逆効果に。秋は必ず片側を余分に温めるか、ゆで上がりの悪い側の足指3-4指間を開いておきます。
澄みわたる青空に爽やかな風が通り、冷房も暖房もいらない季節。実りの秋、芸術の秋、移り行く自然を楽しみたいですね。
<< 2023.9.1 >> 2023年9月スケジュール 更新しました。
残暑ですね。夏バテの時期は無理せず休憩しながら、少しは体を動かしたり、呼吸法。スイッタリーはまだまだ有効です。
内臓もくたびれが出やすいので、食欲がなければ肝臓、背中に手をあてて温かく感じれば腎臓へ愉気。足指3-4指間がつまっていたら三里と合わせておくといいです。
台風シーズンには捩じる動きを。ゆっくり軽く始めてだんだんしっかりと最後はギューッと強調して、ゆっくり戻ります。
今年はスイッタリーの効果を実感しました。スーッと涼しくなるというより怠さがリセットされる感覚。流行りの言葉で言えば「整う」といったところでしょうか。
スイッタリーにはいろいろな要素があるので部分的に練習していった方がいいのですが、最後に腹圧を働かせて頭頂から息を抜く練習は、胸郭を広げる要素もあるので特におすすめです。
夏バテ気味の方は
〇寝転がったら、うつ伏せで肘を曲げ重ねた腕の上に顔を預けて、膝を曲げ踵でお尻叩き。足をぶらぶらさせるだけでも刺激になります。踵と踵や足をぶつけても。
〇仰向けになって、頭の下に手を入れ手枕をして、同じように踵で腿の付け根を叩きます。片方ずつ足をいろいろな方向へ伸ばしたら、伸ばしやすい所へ両足を伸ばしてキープ。フッと弛めたら、両手両足を天井の方へ伸ばして手足を軽く揺さぶるごきぶり体操。最後にポーンと手足を放り投げて、バタン、でもゆっくりでも下ろしてお休み。
〇大きく伸びをしたら、腰を揺さぶります。もう一度身体をまとめたら、しっかり左右に捩じって、そのままゴロン。
〇もう一度うつ伏せになって、重ねた腕の上に顎をのせ、吸う息に乗せて喉を伸ばしながら反らせる。その時腕で床を押すようにすると腰に力が集まります。息が抜けてくるのに合わせて下を向き顎を引きながら腹筋を働かせて息を吐ききる。
腹筋を弛めるのと同時に顔を起こすと、息が吸い込まれるように入ってくる。(コブラのポーズの呼吸法)
〇一休みしたら、気持ちよく反って、猫の伸びのポーズを通して起き上がります。
呼吸法、スイッタリーがむずかしかったら
〇 仰向けに寝て、お臍の両側に手を当て、腹筋を引いたり弛めたりして動くのを確かめます。
〇息を吐く時にお腹が凹むのを確認したら、腹圧を使って息を押し出します。腹圧をふっと弛めたら、腹式呼吸のようにお腹を膨らませて息を入れるのではなく、胸の奥に息を入れてくる感じ。腹筋は縮めるのではなく、後ろに引いてくる感じ。入ってくる息はお腹は弛んで胸の奥が拡がってくる感じです。
〇感じがつかめたら座ってやってみましょう。腹筋と引くと腰が伸びて、息が入ってくると胸郭が拡がってきます。
<< 2023.8.1 >> 2023年8月スケジュール 更新しました。
猛暑が続きました。夏本番を前にすでに夏バテの方も。例年にない暑さが続いて体が対応しきれず熱中症も多いと思います。無理をせず文明の利器は活用しながら「ひよめきへの愉気」や「スイッタリー」の効果を試してみるチャンスです。
例年の夏は活動的に動いて呼吸器を働かせ、汗をかいて代謝をよくする動きが向いているのですが、今年は自分の身体と相談して無理を強いずに楽しみましょう。疲れたら一休み、昼寝はお奨めです。
足裏伸ばしや、しっかり腕を振ってお尻歩き、鼻から強く息を吐くブレス オブ ファイアー、大きく息を吸ってしっかり息を止める バンダ トラヤ。息を吐ききって止める ウディア ナバンダ。
今年は胸郭を広げる工夫を。鎖骨の間に指を入れて何本入るか見ておきます。2本半位が盛夏の時期の標準ですが狭い方が多いかも。
それから、鎖骨と肋骨の間、胸骨にそって6カ所の肋間に左右の指を当て、隙間が有るかさわってみます。指がおさまればいいのですがはっきりしない処は詰まっています。
〇詰まっている処に反対側の指を当て、肘や腕をゆっくり動かして、動きが伝われば広がってきます。
〇肘を曲げて前かがみになって前で寄せたり、胸骨を突き出すように後ろに引いたり、手を組んで腕を伸ばしながら背中を引く、後ろで組んで腰を伸ばす。
〇指を組んで上に伸ばし、体全体で大きく伸びをしたら、指を開いて遠くに伸ばすようにゆっくり大きく下ろし、腕を開いて深呼吸。
鎖骨や胸骨に弾力が出てくれば呼吸が楽になります。呼吸法をいろいろ試してみましょう。